恋愛が怖い…“傷つくのがこわい”あなたが知っておきたい3つの安心

こんにちは、心理カウンセラーの飯田です。

今回は、「恋愛がこわい」「傷つくのが不安で前に進めない」という方へ、
恋愛の不安をふっと軽くする3つの“安心ポイント”をお伝えしたいと思います。

私のもとに来られたあるクライアントさん、
その方は、恋愛そのものに対してとても臆病になっていました。

「気になる人がいても、話しかけることができないんです」
「うまく言葉が出てこなくて、変に思われたくなくて、つい無理に笑ってしまって…」
「ちょっとしたLINEの返事が遅れるだけで、もうダメかもしれないと不安になってしまう」

彼女は、自分のそんな“繊細さ”に悩み、
「恋愛になると、どこか自分が自分でいられなくなる」と話していました。

でも私は、
それを「ダメなところ」ではなく、「心のやさしさ」として見ていいんですよ
とお伝えしました。

そう、恋愛に対して臆病になるのは、
決して弱さではなく、
過去の経験や心の奥にあるやさしさが、
あなたを守ろうとしてくれているからかもしれないのです。

①「恋愛に臆病な人」は、人にやさしくできる人

まずお伝えしたいのは、
恋愛に臆病な人ほど、本当は人にやさしく、思いやりがあるということです。

先ほどのクライアントさんも、まさにそうでした。
「相手に嫌な思いをさせたくない」
「傷つけたくない」
そんな気持ちが強くて、自分の想いを押し込めてしまっていたのです。

だからこそ、恋愛になると不安や怖さが強くなってしまう。
でもそれは、「人と大切に関わりたい」という深い願いの裏返し。

無理に強くなろうとしなくていい。
繊細で思いやりのあるあなたのままで、大丈夫なんです。

② 傷つくことを恐れるのは、「心が回復しきっていない」だけ

「また傷つくのがこわい」
それは、過去の出来事がまだ心の中に残っているというサインです。

たとえば…

● 大好きな人に振り向いてもらえなかった経験

● ちょっとした言葉に深く傷ついた記憶

● 「自分なんて愛されない」と思ってしまった瞬間

こうした経験は、知らず知らずのうちに、
「また同じことが起きるかもしれない」と心にブレーキをかけるようになります。

でも、それは悪いことではありません。
心が、あなたを守ろうとしている反応なのです。

だからこそ、恋愛の前に、まず心のケアをすることがとても大切。
心の回復が進むことで、少しずつ「また恋をしても大丈夫かも」という気持ちが戻ってきます。

③ 恋愛は「うまくいくこと」より、「心を育てること」

恋愛がうまくいかないと、「自分に魅力がないのかも…」と思ってしまうことがあります。
先ほどのクライアントさんも、過去の恋愛経験からそう感じていたそうです。

でも本当は、恋愛は成功や失敗で判断するものではないんです。

むしろ大切なのは、

● 自分の感情にちゃんと気づけたこと

● 勇気を出して、一歩踏み出せたこと

● 他人と違っても、自分のペースを大切にできたこと

こうした“心の成長”や“気づき”こそが、恋愛を通して得られる大きな宝物です。

恋愛は、自分を育てていく旅
焦らず、自分の心と少しずつ向き合っていくことで、
恋愛は「こわいもの」から、「やさしいもの」へと変わっていきます。

まとめ ~あなたの“恋心”をそっと抱きしめて~

「恋愛がこわい」と感じているあなたに贈る、3つの安心

1,臆病なあなたは、人を思いやれる人

2,傷つくことを避けているのは、心がまだ癒しを求めている証拠

3,恋愛は「うまくいく」より「心を育てるプロセス」

こわさがあるままでも、恋はできます。
不安を抱えたままでも、誰かを大切に想うことはできます。
そして、その想いは、ちゃんと伝わっていくものです。

あなたの恋が、
あなたらしいやさしさで、静かに始まっていくことを、心から願っています。