■ 恋愛になると緊張するのは、“性格”ではない
「恋愛になると急に緊張してしまう」
「好きな人の前だと、うまく話せなくなる」
「付き合いが深まるほど、不安が強くなる」
そんな自分を、
「私って性格が重いのかな…」
「恋愛が向いていないのかも」と
責めたくなることはありませんか?
でも、それは“あなたの性格”のせいではありません。
実はその反応、過去の経験や心の記憶が関係していることがとても多いのです。
■ 心の奥にある“過去の記憶”が、恋愛のブレーキになる
たとえばこんな体験、
思い当たりませんか?
◦ 子どもの頃、親に気持ちを否定された
◦ 好きだった人に冷たくされたり、裏切られた
◦ 「こうしなさい」と、常に人の期待を優先してきた
◦ 過去の恋愛で、自分を責めるような別れ方をした
こうした記憶が、
心の奥にある“無意識の思い込み(ビリーフ)”を作り出します。
■ 恋愛を邪魔する「誤解された思い込み」とは?
たとえばこんなビリーフが、
心に刷り込まれていることがあります。
◦ 「素の自分では愛されない」
◦ 「近づくほど、傷つくことになる」
◦ 「愛されるには、努力や我慢が必要」
◦ 「うまくいく恋は、いつか壊れる」
こうした思い込みがあると、
恋愛になるたびに「緊張」や「不安」が自動的に起動してしまうのです。

■ 自分を守ってくれた“ブレーキ”だったかもしれない
この心のブレーキは、決して悪いものではありません。
過去の傷や経験から、あなたの心が
「これ以上傷つかないように」
「もう悲しい思いをしないように」
と、必死に守ってきてくれたのです。
だからまずは、「今まで守ってくれてありがとう」と、
そのビリーフに対して感謝してあげることから、変化は始まります。
■ ビリーフは、“気づき”によって緩んでいく
「私は素の自分では愛されない」と思い込んできたあなたが、
実はそんなことはない、と気づいた瞬間。
「この人には、少しずつ自分を出しても大丈夫かも」と感じた瞬間。
それらの小さな“安心の体験”が、
心のブレーキを少しずつゆるめてくれます。
思い込みは、強制的に外すものではなく、
“やさしく書き換える”ものです。
■ おわりに:恋愛の緊張は、過去を癒すチャンス
恋愛で緊張してしまうのは、
あなたが「今の恋」に本気で向き合っている証です。
そして、
心の奥に残っている“過去の恋”や“過去の自分”を癒す機会でもあります。
あなたは変われます。
そして、恋愛は“頑張るもの”ではなく、“安心できるもの”に変わっていきます。
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私は「恋愛あがり症・しあわせ恐怖症専門セラピスト」として、
恋愛になると緊張してしまう方、愛されることに不安を感じる方へ、
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その“心のしくみ”を理解するだけでも、あなたの恋は変わり始めます。
