恋愛ストレス症候群とは?

恋をすると“疲れてしまう”あなたへ、心のしくみとやさしい処方箋

はじめに:恋愛は楽しいはずなのに、なぜかしんどい…

「恋愛は楽しいはずなのに、なぜかストレスを感じる」
「LINEの返信を待つだけで心がザワザワする」
「好きな人と会った後、なぜかどっと疲れる」
そんな経験、あなたにもありませんか?

実はそれ、

ただの“気のせい”ではなく、

「恋愛ストレス症候群」とも言える心の反応かもしれません。

恋愛ストレス症候群とは?

「恋愛ストレス症候群」とは、

恋愛関係において強い不安や緊張、自己否定感、罪悪感などの

心理的ストレスが過剰に高まり、心と体にさまざまな反応が出る状態を指します。

医療用語ではありませんが、

近年ではメンタルケアの現場でも「そういう人、増えていますね」と共感されやすい概念です。

恋愛ストレス症候群の主なサイン

◦ 好きな人とLINEのやりとりをしていると、心臓がバクバクする

◦ 「うまく返さなきゃ」「変に思われないかな」と気をつかいすぎる

◦ 会った後、「もっと○○すればよかった」と自分を責めてしまう

◦ 恋愛がうまくいっていても「このままでいいのかな?」と不安になる

◦ 好きな人に近づくと、逆に逃げたくなる

これらのサインが続くと、

「恋愛=疲れるもの」という誤解が心に定着してしまいます。

なぜ恋愛がストレスになるのか?

原因①:「愛される価値がない」という根深い思い込み(ビリーフ)

過去の失恋や家庭環境で作られた「私は愛されない」「本当の私を見せたら嫌われる」といったビリーフが、恋愛中に無意識の緊張を引き起こします。

原因②:「恋愛=評価される場」という思い込み

「うまく会話しなきゃ」「可愛く見せなきゃ」「嫌われたら終わり」
このように恋愛を“テストの場”のように感じると、自然体でいられなくなります。

原因③:しあわせ恐怖症

「このまま幸せになっていいの?」「裏切られたらどうしよう」
幸せになりかけると、逆に怖くなってしまう…。
これも、恋愛ストレス症候群の根底にある“愛されることへの恐れ”のひとつです。

どうしたらラクになれる? ― 心のブレーキをやさしくゆるめる3つの方法

1. 「自分の価値は恋愛の結果で決まらない」と繰り返す

恋愛は、あなたの価値を測る場ではありません。
大切なのは“うまくやること”よりも、“自分を隠さないこと”です。

2. 緊張や不安が出たときは、まず「深呼吸+一歩ひいて見る」

感情の渦に巻き込まれると、自分を見失います。
「今、自分は何を感じてる?」と問いかけて、立ち止まってみましょう。

3. 「愛されるのが怖い自分」に気づいて、やさしく許す

恋愛ストレスの背景には、
「うれしいけど怖い」「幸せになってはいけないかも」という矛盾が隠れています。
まずは「そう感じるのも無理はないよね」と、自分に寄り添うことから。

恋愛は、がんばるものじゃなく感じるもの

「恋愛がしんどい」
「うまくいかない」
それは、あなたが恋をしている証拠。

それだけ本気で、人を大切にしたいと感じているからこそ、
心が揺れたり、不安になったり、守ろうとしてしまうのです。

でも、本当の恋愛は「安心していられる場所」であるはずです。

もし、恋愛で苦しくなっているなら、
それは“心の中の過去”が恋を止めているだけかもしれません。

心のブレーキをゆるめるセッションを行っています

私は「恋愛あがり症・しあわせ恐怖症専門セラピスト」として、
恋愛で緊張してしまう方、愛されることに怖さを感じる方への
心理セッションを提供しています。

「自分を出せない」「恋愛が続かない」「幸せになるのが怖い」
そんな心のブレーキを、あなたのペースでやさしくゆるめていきましょう。

お気軽にご相談ください。

恋愛は、もっとあなたらしくていい

恋愛が怖いのは、あなたが臆病だからじゃありません。
それだけ、心が繊細で優しいということ。

そんな自分を、責めるのではなく、大切にしてあげること。
それが“恋愛ストレス症候群”から抜け出す、最初の一歩です。