「恋愛をしたい気持ちはあるのに、なぜか怖くなってしまう」
そんな気持ちに心当たりはありませんか?
・好きな人ができると、距離を取ってしまう
・相手の顔色を伺って、うまく話せない
・本音を伝えるのが怖くて、恋が長続きしない
これらの背景には、「ビリーフ(思い込み)」が大きく影響しています。
私は心理カウンセラーとして、こうしたお悩みに向き合ってきました。
ビリーフとは?──恋愛を遠ざける“見えないメガネ”
ビリーフとは、子どもの頃からの経験で心に刷り込まれた「信じ込み」です。
たとえば…
◦ 「私は愛されない存在だ」
◦ 「人に迷惑をかけてはいけない」
◦ 「本音を言うと嫌われる」
こうしたビリーフがあると、
恋愛に対して過度に警戒したり、不安を感じやすくなります。
つまり、「恋愛が怖い」のではなく、「傷つくのが怖い」「拒絶されるのが怖い」のです。
事例紹介①:30代女性・恋愛が続かない理由
相談者:30代・独身女性・事務職
悩み:「好きな人と関係が深まると、必ず自分から距離を取ってしまう」
セッションの中で見えてきたのは、過去の恋愛で「浮気された経験」と「父親との距離感」。
彼女の中には、「私が心を開いたら裏切られる」という強いビリーフがありました。
そこで、「心を開く=危険」という無意識の思い込みをビリーフチェンジで書き換えていきました。
少しずつ、「本音を出しても、大丈夫」という新しい感覚が育ち、
3か月後には自然に連絡を取り合える関係ができるようになりました。

事例紹介②:40代男性・恋愛経験が少ない理由
相談者:40代・会社員・恋愛経験ゼロ
悩み:「恋愛をしたいが、女性にどう接していいか分からない」
この方の背景には、「母親にいつも否定されてきた」という過去がありました。
「女性=怖い存在」「自分の気持ちは否定される」というビリーフがあり、
女性と話すだけで緊張してしまう状態でした。
セッションでは、「女性に対して安心できる記憶」を丁寧に探しながら、
「女性=否定される」という誤った結びつきをゆるめていきました。
半年後には、趣味のサークルで出会った女性と、自然な会話ができるように変化されました。
恋愛の悩みは「心のルール」から解ける
「恋愛が怖い」という気持ちは、性格や意思の弱さではありません。
それは、あなたの心に刷り込まれた“安全のためのルール”なのです。
ただし、そのルールは過去の体験によってできたもので、
今のあなたにはもう必要ないかもしれません。
ビリーフチェンジセラピーでは、この“古くなった心のルール”を見つけて、
「本当に望んでいる未来」に沿った信念へと書き換えていきます。
おわりに:恋愛を「怖い」から「心地よい」に
あなたも、自分の心の中にある「見えないビリーフ」を見つけて、
本当の自分らしさで恋愛を楽しめるようになりませんか?
あなたの恋愛の怖さには、理由があります。
そして、その理由は変えていくことができます。
どうか一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。
「恋愛=安心してもいいもの」と思える心を一緒に育てていきましょう。
こんな方におすすめです
◦ 好きな人ができても、なぜか怖くなってしまう方
◦ 恋愛経験が浅く、自信が持てない方
◦ 本音を出すのが怖くて、関係がうまくいかない方
◦ 恋愛に対してトラウマや不信感がある方