“好き避け”してしまうあなたへ ~本当の気持ちを伝える3つのコツ~

こんにちは、心理カウンセラーの飯田です。
今回は、「好きな人に話しかけたいのに避けてしまう」
そんな“好き避け”でお悩みの方に向けて、心がふっと軽くなるヒントをお届けします。

実は私も、若い頃はずっと「好き避け」をしていました。
気になる人とすれ違った瞬間、目を逸らしてしまう。


声をかけたいのに、タイミングを逃して何も言えない。
それどころか、話しかけられたのにそっけなく返してしまって、
後でひとり反省会…そんなことばかりでした。

頭では「もっと自然に接したい」と思っているのに、
心と体が固まってしまって、気持ちとは反対の行動をとってしまう。
「なんで自分はこうなんだろう」と何度も悩みました。

そんな経験をしてきたからこそ、今「好き避け」で悩むあなたの気持ちがよくわかります。
今回は、“好き避け”を少しずつやわらげ、あなたの本当の気持ちを自然に伝えるための3つのコツをご紹介します。

① 「気まずさ」を正直に認めてみる

好きな人の前で緊張したり、うまく話せなかったとき、
「また避けちゃった…」と自己嫌悪になってしまうこと、ありますよね。

でも、そんなときこそおすすめなのが、
“気まずさ”を素直に認めることです。

たとえば…

● 「なんか緊張しちゃって変な態度とってたかも、ごめんね」

● 「実はちょっと照れてました(笑)」

● 「いつもより静かだったでしょ、ばれてたかな?」

こんなふうに、ちょっとした“本音の一言”が相手との距離を縮めてくれます。
完璧な言葉じゃなくて大丈夫。
不器用でも、素直な気持ちはちゃんと伝わります。

② 「リアクション」で好意を伝える

言葉で「好きです」「気になってます」と伝えるのはハードルが高いですよね。
そんなときは、リアクションを少し大きめにするだけでも効果的です。

たとえば…

● 笑顔で「へぇ〜!」「それ面白いね!」と返す

● 少しオーバーに驚く・感心する

● 目を合わせて、うなずきながら話を聞く

これだけで、「あなたの話に関心がありますよ」というサインになります。

“好き避け”がクセになっていると、表情や反応が小さくなりがち。
でも、リアクションで気持ちを伝えることで、
言葉がなくても距離が近づくことってあるんです。

③ 自分を責めずに、行動の“ハードル”を下げる

好き避けをしてしまったあと、「また逃げた…」「やっぱり自分はダメだ」と落ち込んでいませんか?

でも、本当に大切なのは、
「また責める」ことではなく、「次の小さな一歩」を見つけること。

たとえば…

● 今日は「おはよう」と言ってみる

● 笑顔であいさつしてみる

● 「今日、髪型変えた?」とひとこと声をかけてみる

これだけでも、あなたの心の中ではとても大きな前進なんです。
“避けたい”気持ちより、“伝えたい”気持ちが少しでも強くなれば、関係はゆっくり動き出します。

まとめ:その「好き避け」は、あなたのやさしさのあらわれ

“好き避け”は、あなたの中にある繊細さややさしさが生んだ、防衛反応です。
誰よりも人を大切にしたい、だからこそ怖くて距離をとってしまう。
その気持ちを、どうか責めないであげてください。

そこに、

● 少しだけ素直な言葉

● 少しだけリアクション

● 少しだけ前向きな行動

を加えていくだけで、恋愛の流れは、静かにでも確実に変わっていきます。

緊張してもいい。
不器用でもいい。
あなたの“想い”は、ちゃんと伝わるんです。