赤面・声が震える…恋愛での“身体の緊張”をゆるめる3つの方法

こんにちは、心理カウンセラーの飯田です。
今回は、恋愛の場面で起きる「身体の緊張」をやさしくゆるめる方法についてお話しします。

好きな人の前で、顔が赤くなる。
声が震える。
心臓がドキドキして、息が浅くなる。

「落ち着こう」と思っても、身体がいうことをきいてくれない…
そんな経験、ありませんか?

恋愛の緊張は、“心”だけでなく“身体”にも強くあらわれるもの。
でも、だからこそ、身体の反応からアプローチする方法がとても効果的なんです。

今回は、カウンセリングでも実際にお伝えしている
「身体の緊張をやさしくゆるめる3つの方法」をご紹介します。

① 深く「吐く」呼吸を意識する

緊張しているとき、呼吸はどうなっているでしょう?
おそらく、「浅く・速く」なっているはずです。
これは自律神経が“戦闘モード”に入っているサインです。

そこでおすすめなのが、
「吐く呼吸」を長くすること

✔ 3-3-6呼吸法

1. 鼻から3秒かけて吸う

2. 3秒キープ

3. 口から6秒かけて吐く(できるだけ長く、ゆっくり)

    これを3セットほど行うだけで、副交感神経が働き、
    身体が「安心モード」に切り替わります。

    話す前、人と会う前、電車の中でもできます。
    緊張しやすい方の“お守り呼吸法”としてぜひ試してみてください。

    ② 胸に手を当てて、「安心」を自分に与える

    人は不安なとき、無意識に“自分を落ち着かせよう”とします。
    その自然な力を活かすのが、このセルフタッチング・ワークです。

    ✔ 実践方法

    1. 胸の中央に、両手をやさしく重ねる

    2. 心の中で、「大丈夫だよ」「ゆっくりでいいよ」と声をかける

    3. そのまま、呼吸を3回繰り返す

      これは、自分の身体に“今ここにいて大丈夫”と教えてあげる方法。
      赤面やドキドキをゼロにするのではなく、それが起きても自分を安心させてあげる力
      ついてきます。

      ③「緊張してもいい」と自分に許可を出す

      意外かもしれませんが、
      “緊張しないように”と思えば思うほど、身体は緊張します。

      脳は否定形を理解できないため、「緊張しない!」=「緊張!」と反応してしまうのです。

      そこであえて、こんなふうに言ってみましょう。

      ◦「緊張してもいいよ。それだけ相手を大切に思ってるんだから」

      ◦「声が震えても、ちゃんと気持ちは伝わる」

      ◦「赤くなっても、そんな自分を責めなくていい」

      “緊張しても大丈夫な自分”を育てていくことが、恋愛の自信につながります。

      まとめ

      恋愛の場面で身体が反応してしまうのは、あなたが真剣だからこそ。
      でも、やさしいセルフケアを取り入れることで、その緊張は少しずつやわらいでいきます。

      🔹 呼吸を整える
      🔹 自分に安心を与える
      🔹 緊張してもOKと許可する

      この3つを、ぜひ日常の中に取り入れてみてくださいね。