「自分の本当の課題がわからない…」と思ったときに知ってほしいこと

こんにちは、
心理カウンセラーの飯田です。

今日は、自分自身のことって、
案外よくわかってないのかもしれないなぁ…

という話を書いてみたいと思います。

「なんで私はいつも同じことで悩むんだろう?」

「どうして、ここぞという場面でうまくいかないんだろう?」

「このモヤモヤって、何が原因なんだろう?」

「もっと前向きになりたいのに、なぜか動けない…」

そんなふうに思うことって、誰にでもあると思います。

僕も、何度もありました。

だから「自分の課題に気づこう」とか、「本当の原因を探ろう」とか、

自分を変えたい気持ちでいろいろ考えてはみるけれど、結局また同じところに戻ってしまう…。

同じ思考パターンをぐるぐる回って、気づけば時間だけが過ぎていたりします。

これはたぶん、自分の中にある“思い込み”や“こうあるべき”という無意識の前提が、

物の見方を狭くしてしまっているからなんだと思います。

自分では一歩引いて客観的に考えてるつもりでも、実は知らないうちに思い込みのフィルターがかかってしまい、見えるものが限られてしまう。

だから、「自分ではもうわかってるつもり」になってしまって、いつものパターンから抜け出せなくなるだと思います。

それでも、誰かに相談してみようと思ったとき、これもまた意外と答えが導き出せず難しかったりします。

たとえば仲の良い友達に話したとしても、どうしてもその人の価値観や経験が入ってしまい、正論を言われすぎると余計につらくなったりもしますよね。

親身に共感はしてくれるけど、じゃあ具体的にどうすればいいのかは見えてこないんです。

逆に、専門家の人に話してみても、「知識はすごいけど、私の気持ちをちゃんとわかってくれてるのかな…?」と感じることもあったりしますよね。

結局、誰に話すかで結果も全然違ってくるんだなって、僕も経験から学びました。

でもあるとき、ただ話をじっくり聴いてくれて、「それって、こういうことかもしれませんね」って静かに気づかせてくれる人と出会ったことで、はじめて「もしかして、今までの悩みの根っこって、ここだったのかも」って思えたことがあったんです。

それまでは、何年も同じようなことでつまずいてきたのに、不思議なことに、そこからは少しずつ、見える景色が変わっていきました。

自分のことを、ちゃんと理解するって、本当にむずかしいです。

でも、それって誰のせいでもなくて、ひとりで見えない場所があるのは当たり前なんだと思います。

だからこそ、誰かに頼ってみることも大切なんじゃないかなと、今は思えるようになりました。

もしあなたが今、「なんで自分はこうなんだろう」と悩んでいたら、

それはきっと、あなたがダメなんじゃなくて、
まだ本当の自分に出会えてないだけなのかもしれません。

ゆっくりでも大丈夫です。

ちゃんと、自分に合った視点と出会えれば、
きっと少しずつ変わっていけると思います。

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