どうして恋が始まると「演じてしまう」のか?
こんにちは。
今回は「恋愛で素の自分が出せない…」という、
ちょっと切ないけれど、
よくある悩みについて書いてみようと思います。
実はこれ、私自身も長い間悩んできたテーマです。
恋愛になると、なぜかうまく自分を出せなくて、
つい「いい人」を演じてしまう。
そんな経験、ありませんか?
「素の自分って…なんだっけ?」と感じたことはありますか?
恋愛の始まりって、楽しいですよね。
LINEが来るだけでドキドキしたり、
デートの前に服を何回も選び直したり。
「もっと私を好きになってもらいたい!」
って気持ちでいっぱいになるかと思います。
でも、そんなある日に、
ふと、こう思うことがありませんか?
「あれ?最近の私は、ちょっと無理して背伸びしすぎてない?」
「気を使いすぎてて、正直なところ疲れてきたかも…」
最初はただ「好き」という
気持ちだけだったはずなのに、
だんだんと「嫌われたくない」「がっかりされたくない」
って気持ちが強くなってしまう。
気づけば、自分でも自分がわからなくなるような――
そんな「演じている恋愛」に、
疲れてしまうことってありますよね。
それ、本当にあなたの性格のせい?
「私、人見知りだから…」
「恥ずかしがり屋な性格だから、素を出せないんだと思う」
そうやって、
自分を責めたことがある人もいるかもしれません。
でも、それは性格の問題じゃないことがほとんどなんです。
むしろ、あなたが優しくて、空気が読めて、
相手を大事にできる人だからこそ、
自分を押し殺してまで、
がんばってしまっているのかもしれません。
素の自分は愛されないと思い込んでない?
実は、恋愛で素の自分が出せないのは、
「心の奥にある思い込み」
が関係していることが多いんです。
たとえば、こんな思いを抱えていませんか?
- 「本当の私を見せたら、きっと嫌われる」
- 「私はそのままでは魅力がない。頑張らないとダメ」
- 「素直に感情を出したら、バカにされるかも」
- 「愛されるには、いい人でいなきゃいけない」
これらの思い込みは、
心理学ではビリーフと呼ばれるものです。
子どもの頃に親に遠慮してきた人や、
過去の恋愛で傷ついた経験がある人ほど、
こうしたビリーフが心に
根を下ろしていることがあります。
好かれたい気持ちが強すぎると、逆に心は固まる
恋愛って、好きだからこそ、
相手からも好かれたいと思うものですよね。
でも、その「好かれたい」が「評価されたい」
に変わっていくと、
だんだん心が緊張し始めてしまうんです。
たとえば、
- 「今のLineの返事、変じゃなかった?」
- 「あのとき、あんなことを言わなければよかったな」
- 「今日はあまり笑っていないように感じたけれど、私、何かしたかな?」
こんなふうに、自分を責めたり、
相手の反応を気にしすぎたりして、
恋愛そのものがまるで「テスト」
のようになってしまうんです。
そうなると、本来のあなたの魅力とか、
優しさとか、素直さとか、
笑顔とかが出しにくくなってしまうのです。
素直な私で愛されたいと、本当は思ってる
でもね、本音では、こう思っていませんか?
- 「もっと自然に話したい」
- 「心から笑えるような恋がしたい」
- 「頑張ってない私でも、愛されたい」
そう、本当は気づいてるんです。
素のままの自分で、大切にされたいって。
もっと気楽に恋愛を楽しみたいって。
でも、「素の私では愛されないかもしれない…」
という思い込みがあると、
心のブレーキがかかってしまうんですね。
心のブレーキは、優しくゆるめていける
では、その心のブレーキってどうすればいいのでしょうか?
まずは、「ああ、私の中にはこんな思い込みがあったんだな」
と気づくことからです。
そして、「これまで私を守ってくれてたんだな」
と感謝してみてください。
たとえば、「愛されるには、がんばらなきゃ」
と思っていた人は、
「がんばらなくても、私には愛される価値がある」って、
少しずつ、自分に言ってあげてください。
恋愛は安心できる関係を育てること
本当の恋愛とは、「相手にどう見られるか」じゃなくて、
「一緒にいて安心できるか」だと思うんですよ。
たとえば、
- 上手く話せなくても大丈夫
- 無言の時間があっても平気
- たまに弱音を吐いても、離れない人がいる
そんな関係こそが、
心を本当に癒してくれるんじゃないかなって思います。
だから、あなたが「素の自分を出すのが怖い」と感じているなら、
それは変われるサインでもあります。
過去のパターンを手放して、
安心できる恋愛を選ぶ準備が、もう始まってるんです。
まとめ
恋愛になるとなぜか緊張してしまう。
それは、素の自分がうまく出せなくて、
頑張りすぎて疲れてしまうから。
そんなふうに感じているあなたへ、
私は、心のブレーキをやさしく緩めるセッションを通して、
「本当の自分で愛される体験」
を一緒に育てていきたいと思っています。
恋愛って、がんばるものじゃなくて、安心できる場所。
そんな関係を築いていくお手伝いができたら嬉しいです。

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