~もう一度、自分を取り戻す旅へ~
こんにちは、
心理カウンセラーの飯田です。
離婚や失恋を経験したあと、
心がポッカリ空いてしまったように感じること、ありませんか?
私自身も、
「こんなに頑張ったのに、なんで…」
「もう二度と誰かを好きになるのが怖い」
そんなふうに思って、立ち止まった時期がありました。
だからこそ、伝えたいんです。
その痛みは、あなたが悪いからじゃない。
そして、この苦しみも、いつか終わる日が来る。
今日はそんな思いを込めて、
「離婚や失恋から立ち直るために大切なこと」を、一緒に考えてみたいと思います。
心が壊れそうだった、あの日から
40代前半で離婚を経験したAさん。
「私のどこがいけなかったんだろう」
「もっと我慢できたはずなのに」
何度も何度も、自分を責める日々が続き、
夜中に目が覚めては、涙があふれることもあったそうです。
でもあるとき、ふと、
「こんなふうに泣くのは、私が本気で愛してた証なんだ」
そんなふうに思えた瞬間があったと話してくれました。
そして、
そこから少しずつだけれど、自分を責めるかわりに、
「私はよく頑張った」と、
自分を抱きしめるような気持ちで過ごす日が増えていったことで、
心の中に、小さな温もりが戻り始めたそうです。
すぐにすべてがうまくいったわけではないけれど、
悲しみを抱えながらも、
「それでも、私は私を大切にしていい」
そう思えるようになっていったそうです。
離婚・失恋から立ち直るために、大切な3つのこと
① すぐに立ち直ろうとしなくていい
「早く前向きにならなきゃ」
「もう泣かないで、頑張らなきゃ」
そんなふうに思う必要は、ありません。
傷ついた心は、時間とともにしか癒えないものだから。
急がなくて大丈夫。
立ち止まったままでも、泣いてしまっても、
あなたはあなたのペースで、ちゃんと前に進んでいます。
② 自分を責めるのを、そっとやめる
つらいとき、どうしても
「私が悪かったんだ」と思ってしまうこと、ありますよね。
でも、本当にそうでしょうか?
◦ 一生懸命がんばったこと
◦ できる限り歩み寄ろうとしたこと
◦ 自分を犠牲にしてまで耐えたこと
全部、あなたが愛していたからこその行動だったはずです。
それをどうか、「失敗」だなんて思わないでほしい。
あなたは悪くない。
ただ、頑張りすぎて、少し疲れてしまっただけ。
③ 自分の「本当の願い」に耳を傾ける
離婚や失恋のあと、
「私はどうしたい?」
「これからどんなふうに生きたい?」
と、そっと自分に問いかけてみてください。
過去にしばられる必要はありません。
これからの人生は、あなた自身のために選んでいいのです。
◦ 本当に望んでいる暮らしは?
◦ どんな人と、どんな関係を築きたい?
◦ どんな私で、これから生きたい?
小さな願いでも、心から湧いてくるものなら、
それはあなたの未来への大切な道しるべになります。
最後に
離婚も失恋も、
経験した人にしかわからない深い痛みがあります。
「また笑える日なんてくるのかな」
私も、そんなふうに思ったことがあります。
でも、今こうして歩きながら、
あのときの痛みが、
自分をもっと大切にできるようになるための通過点だったと、今は思えるんです。
あなたにも、そんな日がきっと来ます。
どうか焦らず、無理せず、
少しずつ、心をいたわりながら歩いていきましょうね。
まとめ
◦ 「すぐに立ち直らなくていい」
◦ 「自分を責めるかわりに、いたわる」
◦ 「本当の願いに耳を澄ませる」
